木構造振興(東京都港区)と日本住宅・木材技術センター(東京都江東区)は9月14日、林野庁補助事業「都市木造建築技術実証事業」の二次募集において、2件の提案を採択した。7月3日~7月31日までの募集期間中、応募は3件だった。
採択された事業は、デイワイ社屋新築工事の技術実証(東京都渋谷区代々木、応募者:株式会社デイワイ)と、2×4材を利用した重ね床根太の技術開発(岡山県岡山市、応募者:大東建託株式会社)の2事業。採択された事業内容はこちら(PDF)。
提案する実証事業に係る助成率は、建築実証の場合は3/10、技術実証の場合は定額を上限に木構造振興が助成する。
同事業は、非住宅・中高層分野の建築物における木造化・木質化、ツーバイフォー工法や木質パネル工法等の普及、建築物の省エネ性能の向上に伴う重量化等への対応やリフォーム等による長寿命化に向けて、建築物における実証を通じて、高い普及性が見込まれる新たな技術等の開発や再検証・改善を行うもの。
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