大和ハウスグループのコスモスモア(東京都渋谷区)と宮崎県日向市は9月12日、ワーケーションの推進や地域活性化を目的に「働くオフィスオブジェクト実証実験連携協定」を締結した。ワーケーションカー「mobica(モビカ)」のカーシェアリングサービスを活用したワーケーションの可能性を探る。実証実験では、景勝地などでの仕事を通じた利用者の満足度向上や2次交通が不足する地方における新たな移動手段としての活用、ソーラーパネル搭載による発電機能を生かした災害発生時の2次利用などの可能性について幅広く検証する。
モビカは、好きな場所へ移動しながら車内外で快適に働くことができるワーケーションカー。市販車をワークスペースに架装し、コンセントやUSB電源が搭載されたポータブル電源を積載。Wi-Fiも完備している。「行きたい場所が今日のオフィス」をコンセプトに、自分のお気に入りの場所で自由に自分らしく働くための新しい働き方を提案する。車両はトヨタのハイエースとホンダのN-VANをワークスペースに架装した2種類で展開。日向市の実証実験では、ハイエースを架装した「mobica sand」を利用する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。