住友林業(東京都千代田区)はこのほど、建材流通事業者の業務効率化を支援するソフトウェア「JUCORE (ジュコア)見積」の提供を開始した。
同サービスは、見積書作成時の業務負荷軽減をサポートするもので、物件情報、見積内容、受注見込み、予算実績管理などのデータを一元管理できる。業界特化型の見積書作成支援ソフトとなっており、一般的な見積書作成ソフトには含まれていない仕入原価や売価の掛け率入力のほか、端数丸め機能やセット商品の見積内訳表示などにも対応。
画面設計は、見やすさ・使いやすさ・運用しやすさを重視しており、エクセルシートのような一覧画面でデータ入力や編集ができる。また、大手建材メーカー21社がすでに導入している全国住宅産業地域活性化協議会(東京都中央区)の見積共通フォーマットに対応している。このほか同サービスには、コンサルティングサポートも付随。建材流通事業者それぞれの課題に合わせた業務改善案の提案や、新機能追加に伴うフォローなどを行う。
今後は、さらなる利便性向上のため、建材流通事業者が利用する基幹システムやメーカー見積・受発注システムなどとのデータ連携など、新たな機能を継続的に開発していくとする。
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