東急不動産(東京都渋谷区)は、京都市伏見区において、商業一体型分譲マンション「ブランズ伏見桃山」の開発を開始。このほど、モデルルームを開設した。
同物件は、京阪本線・伏見桃山駅から徒歩4分、近鉄京都線・桃山御陵前駅徒歩6分と、2線2駅が利用可能な交通利便性の高い場所に位置。延床面積は1万5534.37㎡。総戸数114戸。建築物に自然の景観や天然素材、観葉植物などを取り入れる“バイオフィリックデザイン”を導入しているのが特徴のひとつとなっている。マンションの1~2階部分にはイオン店舗が開業予定で、マンション入居者専用カートの設置や専用買物バッグの配布を予定。このほか同物件では、全住戸の玄関前に住戸専用宅配ロッカーを設置するなど、生活利便性の向上を目指した様々な取り組みを行っている。
同マンションブランドでは、持続可能な心地よい暮らしと環境貢献を実現するため、新たな発想や仕組みを積極的に取り入れた“環境先進マンション”の提供を推進。同物件においては、環境対応への取り組みとして「低炭素建築物認定取得」「太陽光パネル設置」「屋上緑化」を実施している。蓄電池も導入し、日中発電した電力を夜間の共用部で使用する。
また、防災面での取り組みも実施。太陽光パネルと蓄電池の導入により、共用廊下・共用ラウンジ・管理室などの照明を維持できるようになっているほか、受水槽に設置された取水口により、停電・断水を伴う大規模災害時にも生活用水の利用が可能となっている。
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