小規模工務店に特化したブランディング支援サービス「ひとさじのこと」を共同で展開するヒトモノコトとアトリエさんかく、プロサムの大阪府内3社は8月2日、支援先の工務店などを対象に、ブランディングや経営の戦略などについて学ぶ「マナビフェス」を大阪市内で開催した。約50人が参加し、講師を務めた共栄木材(愛媛県伊予市)広域営業部の朝日敬さんとサトウ工務店(新潟県新潟市)社長の佐藤高志さんの話を聞いた。
冒頭であいさつに立ったヒトモノコト代表の南和彦さんは、コロナ禍で人々のライフスタイルが多様化し、住まいに対する関心が高まっていることなども踏まえながら、「これからの家づくりは地域、家族固有のニーズに寄り添うことができる“小さな工務店”こそが選ばれる時代。小さな工務店がめちゃくちゃ強いと思っている」と呼びかけた。そのうえで、性能に加えて設計力を高めていくことや、資材価格が高止まりするなかでコスト管理や顧客への提案・説明手法をブラッシュアップする必要があると指摘した・・・
この記事は新建ハウジング9月10日号15面(2023年9月10日発行)に掲載しています。
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