8月上旬には勢力の強い台風6号が長期にわたって沖縄県付近に停滞し、被害をもたらした。 気候変動の影響か、大きな台風が大型・頻繁に発生し、慣れているはずの沖縄でさえ被害が拡大している。 沖縄でも困っている木造住宅を扱う工務店は、どう大型台風に備えようか。 カモメトラストの與那嶺隆太さんに聞いた。
台風への備えとしては、まず物が飛ばない・倒れない工夫が大事だ。 沖縄は「台風銀座」と呼ばれるくらい台風の接近・上陸回数が多く、また台風が頻繁に発生することで、被害を受ける期間もそのため、ふと風雨にさらされても問題が気づかないように慎重に対処する必要がある。
現場にある多くの資材や設備が突風によって飛ばされると、近隣住民に被害を及ぼす恐れがある。そのため、資材・資材は施工中の建物内部に収納し、足場は解体してまとめている。沖縄県の工務店は、急な降雨も日常的なので、資材置き場も外ではなく、建物内部につくるなど、日常的に備えています。
また、沖縄県民は台風に慣れているとはいえ、新築であれば被害に過大になるのものだ。OB顧客向けは・・・
この記事は新築ハウジング9月10日号5面(2023年9月10日発行)に掲載しています。
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