「無印良品の家」を全国でネットワーク展開するムジ・ネット(東京都豊島区)は12月5日、6日の2日間、東北芸術工科大学(山形市)と共同で開発を進めている「都市向けパッシブハウス」の具体化に向けたワークショップを同大の山形キャンパスで行った。学生有志20人が参加し、空間の使い方に関するアイデアを出した。
同大建築・環境デザイン学科の竹内昌義教授、西澤高男准教授、馬場正尊准教授が設計に関わる新商品の実寸大モデルの一部を、研究棟内のギャラリーに設置。その内部空間の使い方について、学生たちが3つのグループにわかれてプランを検討した。
1日目は、各グループが考えたプランをプレゼンテーションした後で、全体でディスカッション。2日目は、意見を取り入れ修正したプランを、実際に無印良品の家具などを使って実寸大モデルの中で具現化した。
ワークショップで出されたアイデアは、学生の手によってまとめられ、今後の商品開発の参考資料にしていく。
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