日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協、東京都千代田区)は9月1日、工務店・リフォーム会社の性能向上リノベーションをサポートする「性能向上リノベの会」(運営:YKK AP)との連携を開始したと発表した。
これにより、一部の研修会を双方の会員が受講可能となり、会員各社の断熱・耐震に関する知識・技術の向上を図るとしている。
性能向上リノベの会会員が受講できるのは、木耐協主催の「耐震技術認定者講習会」。耐震診断に必要な「木造住宅の耐震診断と補強方法」(日本建築防災協会発行)の理解や各種計算の考え方、N値計算などを学ぶ講習会で、対面式の研修会と各自で学ぶeラーニングで構成。今回、11月から開始する第4期eラーニングから受講開始する予定。
木耐協組合員が受講できるのは、性能向上リノベの会が提供する「リノベーション断熱塾 基本編」。既存住宅の断熱改修について、第一人者が講師となって全6回の研修をオンラインで実施する。初級者向け基本編として、断熱・気密を提案、設計できるようになるのを目指す。9月19日開催の第1回「なぜ断熱なのか~脱炭素社会に向けて」から受講可能。費用は2万6400円(税込・6回分)。
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