国土交通省は8月25日、「建設労働需給調査結果」の7月分を発表した。全国の8職種の過不足率は1.6%の不足となり、6月と比べ0.1ポイントと不足幅が縮小。前年同月(1.1%不足)比では0.5ポイント不足幅が拡大した。
職種別の状況では、前月に続きすべての職種で「不足」となった。鉄筋工(建築)の過不足率について対前年の増加幅が大きくなっている(1.1%→2.7%)。一方、型わく工(建築)の過不足率は対前年の減少幅が大きくなっている(4.1%→2.0%)。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。
同調査は、2023年7月10日~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として、1634店・社の手持現場8853カ所、一般工1万9732人を対象に調べたもの。
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