信用調査会社・帝国データバンクの発表によると、7月25日までに事業を停止していた山根建築(山口県防府市)が、8月10日に山口地裁より破産手続き開始決定を受けたことがわかった。 負債は約8000万円とみられる。
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2005年に創業し、防府市を中心に戸建て住宅の新築工事およびリフォーム工事などを手がけていた。地元密着の営業を展開し、2022年7月期の売上高は約1億6200万円を計上していた。
しかし、ウッドショックによる木材価格の高騰に加え、その他資材価格の上昇も重なり、近年は不採算経営を余儀なくされていた。固定費の削減や借入金の返済を進めるなど、収益改善に取り組んでいたが、先行きの見通しが立たなくなり、今回の事態となった。
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