送電可能な「非常用電源自動切換システム」をオプションに

アイダ設計（埼玉県さいたま市）は、災害時の在宅避難がよりしやすくなるようにと新たなオプションパック商品として「非常用電源自動切換システム」を9月1日、発売した。

同社は、分譲住宅・注文住宅のオプション商品として、自然災害による停電などの非常時に活用できる非常用電源を提供している。従来は、EV・PHEV車内のアクセサリーコンセントに非常用給電コードを接続することで、専用屋内コンセントから冷蔵庫・テレビなどの家電製品を利用できるようにしてきた。今回のオプションパックは「太陽光＋住宅用給電セット＋屋外コンセント」がセットになったもので、停電時には給電方法を自動車のACコンセント・太陽光発電・発電機から選ぶことができる。あらかじめ設計した5系統に送電が可能なため、そのまま屋内コンセントから電気を供給でき、災害時でも住み慣れた自宅で安心して家族と過ごせるという。