不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は8月30日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏中古マンションの7月の価格動向を発表した。
首都圏全体の1戸あたりの平均価格は前月比0.3%減の3886万円で、3カ月連続で下落。東京23区、さいたま市、千葉県他を除く5エリアで前月比マイナスとなった。なお、前年同月比は全エリアで25カ月連続前年同月超えとなった。
エリア別では、さいたま市が前月比1.6%増と2カ月連続で上昇し、2017年1月以降最高額を更新した一方、埼玉県他は1.2%減と大幅に下落。埼玉県他では2月以降横ばい・下落が続き、同県内で価格上昇の勢いに違いがみられた。前年同月比は全エリアで上昇しているが、埼玉県他が10カ月連続、千葉県他が7カ月連続で上昇幅が縮小している。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。