不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は8月30日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏新築戸建ての7月の価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は4581万円で、前月比0.2%増と3カ月ぶりに上昇。上昇したのは横浜市・川崎市、千葉県西部の2エリアのみで、横浜市・川崎市は2017年1月以降最高額を更新した。前年同月比は、さいたま市が0.2%減と36カ月ぶりに下落したため、全8エリアの前年同月超えは連続20カ月で途切れた。
エリア別では、東京23区が前月比0.1%減と3カ月連続下落となったほか、さいたま市が1.4%減と2カ月連続下落するなど、全体的に価格上昇の勢いが弱まっている。神奈川県他では、前年同月比が1.4%増と33カ月連続前年同月超えとなったが、上昇幅は9カ月連続縮小している。
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