シャープ(大阪府堺市)は、黒色を基調にした住宅用太陽電池モジュールのフラッグシップモデル「BLACKSOLAR ZERO」4機種を10月に発売する。
都市部や市街地の狭小屋根にも配置できるよう、本体サイズを長辺方向で109~146mm、短辺方向で59mm小型化。サイズ・形状が異なる4機種を組み合わせる「ルーフィット設計」により、さまざまな屋根形状に合わせて効率よく設置して発電容量の最大化が図れる。たとえば間口4間×奥行3.5間の寄棟屋根の場合、従来機より1列多く設置することができ、設置容量を約19%向上する。
また、新たに温度特性に優れた「N型高効率セル技術」を採用したことで、モジュール変換効率を従来機比1.2ポイント向上。夏場、太陽電池モジュールの温度上昇時に変換効率が低下する現象については、従来機に比べ約13%改善した。
さらに「NQ-230BP」は、補強バーを取り付けることで垂直積雪量200cmまでの多雪地域にも設置できる。
「NQ-230BP」サイズ1146×996×38.5mm、公称最大出力230W、モジュール変換効率20.2%、税込17万6000円。「NQ-151BP」779×996×38.5mm、151W、19.5%、12万1000円。「NQ-120LP/RP」1092×996×38.5mm、120W、15.8%、9万9000円。
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