信用調査会社・帝国データバンクの発表によると、丸洋建設(沖縄県島尻郡)が7月31日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことがわかった。負債は約1億4000万円。
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同社は下請け工事や戸建住宅・共同住宅の建築工事を行っていった。直近の2022年6月期の年売上高は約2億3900万円を計上していた。
ここ数期は同業者間の競争が激しく、資材価格や外注費用の高騰で収益確保に苦慮していたという。そんな中、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、受注が減少したため事業を停止し、今回の事態となった。
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