不動産流通推進センターは8月21日、全国の不動産情報を取り扱う指定流通機構(レインズ)の、7月分の活用状況を公表した。新規登録件数は35万3411件で、前年同月比0.8%減で3カ月ぶりにマイナス。前月比も0.2%減でマイナスに転じた。成約報告件数は4万7404件で前年同月比5.2%増で3カ月連続のプラス。前月比も1.5%増で2カ月連続のプラスとなった。総登録件数は86万8978件で前年同月比2.3%増、前月比でも1.2%増で、ともに4カ月連続プラスとなった。
売り物件の新規登録件数は12万1526件。前年同月比18.9%増で7カ月連続のプラス。前月比は0.7%増で2カ月連続プラスとなった。成約報告件数は1万6118件で前年同月比6.3%増、前月比は2.9%増で、ともに2カ月連続プラスとなった。総登録件数は37万6802件で前年同月比24.1%増の14カ月連続のプラス。前月比は1.5%増で15カ月連続のプラスとなった。
賃貸物件の新規登録件数は23万1885件で前年同月比8.7%減で17カ月連続のマイナス。前月比は0.8%減でマイナスに転じた。成約報告件数は3万1286件で前年同月比4.7%増の3カ月連続プラス。前月比は0.8%増で2カ月連続プラスとなった。総登録件数は49万2176件で前年同月比9.9%減の11カ月連続のマイナス。前月比は1.02%増で4カ月連続プラスとなった。
新規登録売り物件の取引態様別では、売主が35.4%を占め、専任媒介が33.2%となった。成約報告売り物件の取引態様別では、専任媒介は53.9%、売主が17.5%を占めた。
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