住宅関連に特化したアプリ・システム開発のnat(ナット、東京都港区)は、住宅オーナー分野でDX推進サービスを展開するCoLife(コーライフ、東京都中央区)と資本業務提携をした。両社は今後、互いの技術やサービスを補完しあい、既存事業の強化だけでなく、新しいビジネスを迅速に開発・展開していく。
natは2022年に現実空間を高精度にデジタル化するiOSアプリ「Scanat(スキャナット)」を開発。iPhoneやiPadのLiDAR(ライダー)センサーを活用し、現地調査から設計、施工管理まで行うアプリで、対象物をスキャンするだけで、ミリ単位で計測した3Dモデルを生成することができるのが最大の特徴。
一方、CoLifeは、住宅オーナー領域のDX推進サービスを展開。住宅事業者と住宅オーナーを繋ぐプラットフォーム「iecon(イエコン)」では、住宅のデータや情報の管理蓄積と、住宅設備機器の修理保証や住宅備品販売、小修繕・リフォームといった住宅の維持・管理に不可欠なメンテナンスサービスの両軸で住宅事業者と住宅オーナーの良質な関係づくりをサポートしている。
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