TAiGAホールディングスグループ(さいたま市)は8月21日、クラッセ住宅販売(京都府宇治市)との企業提携を発表した。
グループの主要ブランドであるアルネットホームが持つ注文住宅の商品力や提案力と、クラッセ住宅販売の土地仕入れノウハウ等の経営資源を融合。両社のシナジーを図ることで、さらなる企業価値の強化と成長を目指す。
TAiGAホールディングスグループでは、今回の企業提携を、西日本エリアを中心としたシェア拡大の足がかりとし、グループ目標である「Vision2030」の実現に向けた成長戦略を推進するとしている。
アルネットホームは、埼玉県を中心に北関東で注文住宅1万棟以上の建築実績を持つ地域トップクラスビルダー。同社グループは注文事業の盤石な基盤を背景に、周辺事業の拡大を図り、成長と安定した体制を継続している。2020年には、2030年までに売上高300億円の多角化企業をめざすグループ目標「Vision2030」を策定した。
クラッセ住宅販売は、京都府で一般住宅建築工事を展開しており、建築士が行う家づくりで設立9期目にして京都府南部で高い知名度を有している。独自の土地仕入れルートと積極的な提案販売、ライフスタイルに合わせた住空間コーディネートを実現するリフォーム・リノベーションで、直近3期連続で増収を達成した。
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