編集部が選ぶ!注目ポイント5つを動画解説
新建ハウジング別冊「月刊アーキテクトビルダー9月号」(2023年8月30日発行)では、躯体性能を保ちつつ開放性も両立させる「外に“ひらく”」技術を用いた北海道の建築家による住宅事例をケース別に紹介。住宅の高性能化が当たり前となりつつ昨今において、中小工務店が次に取り組むべき差別化提案のヒントを探っています。
その中でも特に印象的だったトピックを、同誌担当編集・大菅力とデスク・松本めぐみが5つ選出。“校了ほやほや”のタイミングで収録したポイント解説動画をぜひご視聴ください!
■ 今号のみどころ
今回取り上げた「ひらく」技術を取り入れた住宅事例は、①土間を中心に外部とつながる試み、②複数の庭とつながる試み、③眺望と採光を最大化する試み―などに取り組んでいるもの。いずれも札幌市近郊に建つ住宅で、UA値は0.25~0.35程度と、温暖地の高断熱志向の工務店もお手本にしやすい性能グレードです。
高性能化の次に備える「ひらく」技術とはいったいどのようなものか―。住宅としてのトータルの質を競い合う時代へと突入していく注文住宅業界の今後を見据えつつ、同誌に掲載されている北海道の先進的な取り組みをぜひご覧ください。
■ 掲載した住宅事例
CASE.1 土間を中心に外部とつながる試み
「山裾の家」 宮城島崇人建築設計事務所[札幌市]
「house in nishino」 髙木貴間建築設計事務所[札幌市]
「はたらくものづくり村・かってば」 ATELIER FUALI(アトリエ フアリ)[札幌市]
CASE.2 複数の庭とつながる試み
「みどり野のLeaf-house」 エスエーデザインオフィス[札幌市]
「マガリザオ・ノイエ」 アカサカシンイチロウアトリエ[札幌市]
CASE.3 眺望と採光を最大化する試み
「宮の沢の家」 富谷洋介建築設計[札幌市]
「すらいどハウス」 m+o(エム・アンド・オー)[札幌市]
<月刊アーキテクトビルダー2023年9月号は紙面ビューアーでもご覧いただけます>
「月刊アーキテクトビルダー」とは、現場スタッフと経営者が、今の工務店に必要な実務を、基礎知識から実践に至るまでの技術・ノウハウの習得とそれらを経営に実装するための先駆的な工務店事例から学ぶ、現場と経営のための実用書です。新建ハウジングの定期購読者様限定で、毎月30日号に同封してお届けします。過去の「月刊アーキテクトビルダー」ラインアップはこちらから。
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