セレンディクス(兵庫県西宮市)はこのほど、ヤマイチ・ユニハイムエステート(大阪市)と「世界最先端の住宅開発に関する基本合意書」を締結したと発表した。日本初の3Dプリンター住宅タウン実現に向けて業務提携を開始する。
セレンディクスは、2022年3月に日本初の3Dプリンター住宅「serendix 10(スフィアモデル)」を23時間で完成。5月に一般販売棟第1号で商用初の佐久棟を、7月末に二人世帯向け3Dプリンター住宅「serendix50(フジツボモデル)」を竣工した。ヤマイチ・ユニハイムエステートは、1989年の設立以来、開発事業を中心に戸建て住宅事業や賃貸事業を展開。分譲マンション事業では1万7000戸超・190棟以上を供給している。
今後は、セレンディクスの世界最先端のテクノロジー技術とヤマイチ・ユニハイムエステート社の創造的開発の知見の相乗効果によって、次世代スマートシティデザインを開発。住宅不足や高騰化の解決およびワークライフバランスを両立する3Dプリンター住宅のまちづくりに取り組むとした。
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