NPO法人 日本ホームインスペクターズ協会(東京都渋谷区)は12月4日、11月4日に第4回目を実施した「公認ホームインスペクター資格試験」の合格発表を行った。受験者数は過去最高の1021人、合格者数は261人(合格率25.6%)だった。同試験はホームインスペクション(住宅診断)の良質な担い手を育成するのがねらい。
合格者の内訳をみると、建築業界(設計・維持管理など)関係者が47%で最も多く、不動産業が22%、リフォーム業が21%。建築士(いずれか)と宅地建物取引主任者(宅建)の資格保有者は20%、建築士のみが32%、宅建のみが24%で、合格者の意識・スキルの高さがうかがえるとした。受験理由で一番多かったのは「業務・仕事に活かすため」35%。
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