文部科学省はこのほど、公立学校施設の耐震改修状況(2023年4月1日時点)についてまとめた調査結果を公表した。それによると、構造体の耐震化および屋内運動場などの吊り天井の落下防止対策は97%以上の学校で実施できているが、それ以外の非構造部材については、約3割の学校で落下防止などの対策ができていないことが分かった。老朽化した建物では、ガラスの破損や内外装材の落下など非構造部材による被害が予想されることから、早期に対策を行うよう設置者に要請している。
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