北洲(宮城県富谷市)の注文住宅ブランド「北洲ハウジング」は8月21日、福島県エリアの戸建て住宅(ツーバイフォー工法)を対象に、8月下旬着工分から建物の主要部分に福島県産スギを使用する取り組みを開始すると発表した。
主に壁枠組の1・2階のたて枠(一部を除く)ならびに上下枠、頭つなぎに福島県産スギを使用。使用率は構造材の約20%となる。
北米で生まれたツーバイフォー工法は、輸入材への依存度が高く、国産材の活用が求められる近年においても国産材の使用率は10%程度となっている。今回、地産地消に取り組むことで、同社が進めるCO2削減や環境への貢献、SDGs推進に寄与するとともに、林業や地域の活性化につながるとしている。
今後、注文住宅の主要材への国産材使用を進め、全販売エリアへの拡大を目指す。
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