環境省は、家庭からのCO2排出量を細かく把握するための実態調査を開始した。世帯属性ごとの、CO2排出構造、家電などの機器の使用状況、CO2削減行動の普及率などの実態について、公的統計をとるのが目的。
電気、ガス、灯油、自動車用燃料使用量などについて、世帯員、平日昼間の在宅者、世帯年収、住宅の建て方、建築時期、所有関係、延床面積、居室数などとの関係性を調べる。家電、給湯、調理の状況や暖房機器の使用状況などについても細かく調査する。
関東甲信1000世帯、北海道700世帯を対象に、2012年11月~13年10月の期間行う。地域別に属性集計を実施し、2014年9月頃に公表する予定。