東急建設(東京都渋谷区)は8月7日、屋根・屋上の防水工事において、15年の長期保証を可能とする高耐久防水仕様「東急建設式高耐久アスファルト防水」を開発したと発表した。高耐久な材料と高度な施工体制により、循環型・低炭素社会に貢献する長期保証と長寿命化を実現した。
優れた耐久性と低温特性を持つハイグレードクラスの改質アスファルトルーフィング等の高耐久材料を採用し、施工は講習会を受講した防水工事業者に限定することで、高品質な施工を可能にした。パラペットの収まりや下地躯体は、一般的なアスファルト防水と比較してより厳しい管理基準を設けた施工管理を行う。これにより、通常10年間とされる屋根・屋上防水保証が15年の長期保証に。また、耐用年数においても「保護断熱仕様」は約80年、「露出断熱仕様」は約45年と、一般的な仕様よりも2〜3倍程度延長させることが可能となり、修繕周期の長期化により、LCCおよびLCCO2の低減に大きく貢献する。
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