国土交通省は8月17日、建設総合統計(2023年6月分)を公表した。6月の出来高総計は4兆3309億円で前年同月比2.5%増。このうち民間の居住用建築の出来高総計は1兆3214億円で同1.1%増だった。
「建設総合統計」は、国内の建設活動を出来高ベースで把握することを目的とした加工統計。建築着工統計調査と建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を着工ベースの金額としてとらえ、工事の進捗に合わせた月次の出来高に展開し、月ごとの建設工事出来高として推計している。
6月分の民間の出来高総計は2兆8198億円(前年同月比2.2%増)、このうち建築は2兆2253億円(同2.6%増)だった。
一方、公共の出来高総計は1兆5110億円(同3.0%減)。このうち建築は3268億円(同9.8%減)、居住用建築は400億円(同25.0%増)だった。
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