モノクローム(東京都中央区)は8月17日、エンジョイワークス(神奈川県鎌倉市)が手掛ける「サウナ小屋ヴィレッジ」に、同社の屋根一体型太陽光パネル「Roof-1」を提供し、「オフグリッドサウナ」を共同開発したと発表した。
エンジョイワークスが販売する「サウナ小屋ヴィレッジ」(横須賀市秋谷)は、4棟のスケルトンハウスとサウナ小屋で構成される宅地分譲プロジェクト。スケルトンハウス4棟に搭載したRoof-1による太陽光発電のみで、敷地中央にあるサウナのヒーターを動かし加温する。テスラ社の蓄電池を併設することで、日中の余剰電力を蓄電し、夜間のサウナ利用も可能となる。災害や停電時に非常用電源として使用できるコンセントも設置した。
今後、エンジョイワークスが手掛けるさまざまなヴィレッジ開発に、モノクロームは技術面で協力する予定。
「サウナ小屋ヴィレッジ」は、プロサウナー集団[TTNE]にも参画している編集者・プロデューサーの滝本洋平さんがサウナ小屋を監修。すべてが“ととのう”至福のサウナ小屋を目指す。
「Roof-1」は、特殊加工で太陽光発電モジュール全体を黒色とし、同色の金属屋根と一体化させた屋根材。太陽光パネルとわからないような美しい外観を実現した。今年3月から一般販売を開始している。
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