帝国データバンクの発表によると、木造建築業のBase(神奈川県横浜市)が8月2日までに事業を停止し、横浜地裁に自己破
産を申請する予定であることがわかった。負債は2020年11月期末時点で約2億500万円。
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2004年創業。アパートや福祉施設、クリニックなどの大型木造構造物の木造建築工事や木造耐火工事を手がけていた。神奈川県、東京都内を中心に周辺地域の案件にも対応、大手建築業者などからの下請けで受注を確保し、2020年11月期の売上高は約5億8300万円を計上していた。
しかし、過去の欠損計上により財務体質が脆弱化していたなかで資金繰りが悪化、先行きの見通しが立たなくなったことから今回の事態となった。
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