ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)は8月8日、建設現場に従事する従業員(一部の対象者を除く)に対し「猛暑対策手当」を支給すると発表した。
気象庁が発表した「8月5日から9月4日 向こう1か月の気温予報」から、今夏の気温が平年より高くなることを見込み決定したもので、建設現場に従事する社員職人、現場監督(施工、開発)、品質管理、カスタマーサービス、リフォームの各従業員(一部の対象者を除く)を対象に、7月・8月の2カ月限定で月2000円を支給する。
建設現場では、この時期「熱中症対策」が重要項目となっており、屋外作業時には作業着にファンが装着されている空調作業着を着用、屋内作業時は業務用扇風機を使用するなど、さまざまな対策を実施している。今回、個々でも対策ができるよう「猛暑対策手当」を支給することで、従業員のQOL向上を図る。
同社は、給与水準の引き上げを目的とした「年収2割UPプロジェクト」を展開しており、2022年12月に発足した「社員紹介制度」に加え、2023年4月に「インフレ手当」「技術手当」を新設、5月には「生活応援一時金」を支給した。今回の「猛暑対策手当」支給は、同プロジェクト第3弾となる。
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