エコプロダクツ大賞推進協議会(会長:森島昭夫・名古屋大学名誉教授)は11月28日、2012年の「エコプロダクツ大賞」の審査結果を発表した。大賞には、エコプロダクツ部門では、大阪ガス・アイシン精機・長府製作所による固体酸化物形燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム・タイプS」(経済産業大臣賞)など4件、エコサービス部門では、LIXILの「通風・創風 設計サポート」サービス(環境大臣賞)など3件が選ばれた。
同賞は、環境負荷の低減に配慮したすぐれた製品・サービス(エコプロダクツ)を表彰するもので、今年で9回目。応募数はエコプロダクツ部門95件、エコサービス部門21件だった。
「エネファーム・タイプS」以外のエコプロダクツ部門の大賞では、農林水産大臣賞に竹中工務店の大断面耐火集成材「燃エンウッド」、国土交通大臣賞にパナホームの「エコアイディアの家」、環境大臣賞に山崎製パンの「ちょいパクラスク」の3件が選ばれた。また、「通風・創風 設計サポート」サービス以外のエコサービス部門の大賞では、農林水産大臣賞に全国漁業協同組合連合会の「貝殻魚礁による里海づくりシステムの普及」、国土交通大臣賞に一条工務店の「夢発電システム」の2件が選ばれた。
表彰式は12月13日に、同日から東京ビッグサイト(東京江東区)で開催されるエコプロダクツ2012の展示会会場内で行われる。
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