板橋区でリフォーム工事を手掛けるジェネレーター(東京都板橋区)は8月1日、板橋区限定で老朽化した空き家向けリフォームサービス「いたばし空き家再生プラン」を開始した。
「いたばし空き家再生プラン」は、空き家の今後の希望についてのカウンセリング・現地調査・リフォーム診断を無料で行うサービス。リフォームが可能な場合は、なるべく現状の建材を有効活用して安価に施工を実施する。リフォームは、解体費用をかけずに安価に財産化できるなどメリットが多い。同社は、ボロボロの空き家は解体するしかないとあきらめず、相談してほしいとしている。
空き家の所有者に適正管理を義務づける「空家等対策の推進に関する特別措置法」では、放置に対して罰金などの制度を設けている。6月14日には改正法律案が交付され、国や自治体の施策に協力する努力義務が追加されるなど、所有者の義務範囲が広くなった。所有者側は、空き家を解体する費用や、更地にした場合に税金が高くなるなどの負担が大きく、老朽化した家屋を放置するケースも少なくない。
同社はリフォーム専門の工務店として、リーズナブルにリフォームできるノウハウを生かし、今回のリフォームサービスを板橋区限定で開始。リフォームでどのように修繕、再生できるのかを知ってほしいとしている。
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