インフレと不景気のダブルパンチで受注に苦戦する工務店が増えている。これからの時代はDXによる営業効率を高めることが求められる。DX活用や導入のポイントを紹介する。
Q. 規模の大きな工務店に適した効率的な営業手法は?
A. 1つは自社サイトと別に不動産専門や平屋専門を謳った専門サイトによる集客。もう1つはMAを活用したプレ営業、プランアーカイブを用いたプレ設計による成約率の向上
松太郎 受注減に悩む工務店が増えているね。倒産のニュースも後を絶たない。
ケンジ 受注は堅調な人気工務店でも問い合わせや集客が減ってると聞くな。営業の見直しが必要なのかもな。
松太郎 呑気なクマでもそう思うのか。状況は深刻だな( ̄^ ̄)
ケンジ …あんたのコミュ障も相変わらずだよ(-_-)
松太郎 ひとまず話を戻そう。一定規模以上の工務店は効率のよいウェブ集客の方法を模索している。最近目立つのが専門サイトによる集客だ。
ケンジ 不動産専門や平屋専門、リノベ専門とか見たことあるな。自社の名前を出さないで、自社と異なる客層や営業ルートから集客する方法だな。集客効果が強いのはどの企画かな。
松太郎 不動産だ。子育て世代は土地なし客が多い。地域の物件情報でサイトに呼び込み、会員登録により個人情報を獲得。もちろん不動産サイトから工務店サイトへの導線も設けておく。
ケンジ 家づくりに真剣な人だと、会員登録のために名前やメールアドレス、電話番号も入力するだろうな。
松太郎 会員限定の優良物件や仲介手数料無料の物件など特典があればなおよい。
ケンジ 運営のことも聞きたい。不動産サイトは・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー8月号(2023年7月30日発行)「楽」は正義! DXらくらくワーク超入門』(P.36〜)でご覧ください。
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