ランディックス(東京都目黒区)はこのほど、中古戸建ての開発・販売事業に本格参入すると発表した。
同社は、東京・城南エリア(世田谷区・目黒区・大田区・渋谷区・品川区・港区)を中心に、注文住宅用の土地の企画・販売、注文住宅用の建築事業者マッチング事業を展開している。長期的な事業成長継続には、既存事業で培ったノウハウを活用できる市場に参入し、新たな事業の柱を作り続けることが重要だとして、市場拡大がのぞめる中古戸建て事業に参入。今回、城南エリアの一等地において、デザイン性・稀少性・リセールバリューを兼ね備えた物件を、同事業の第1号案件として発表した。
サステナビリティや環境負荷などが重要視されるなか、中古住宅リノベーション市場が拡大している。富裕層顧客のニーズを把握する同社は、それらのニーズを設計・デザインをリノベーションに取り入れることで、物件の「古いイメージ感」を払拭。時流に合ったデザインに生まれ変わらせることで、城南エリアの中古戸建て市場において優位性を確保できるとする。中古戸建てのメリットである「完成物を確認後に安心して購入できる」「すぐに住める」「割安感がある」「オリジナリティがある」等を最大限に引き出しながら商品開発を進めていく。
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