ミサワホームグループのミサワホーム北海道(北海道札幌市)が手掛けた分譲マンション「アルビオ・ガーデン南郷通」が札幌市白石区に完成した。省エネルギー性や維持管理・更新の容易性など9つの認定基準を満たし、北海道の分譲マンションとしては初めての長期優良住宅認定も取得。これにより、住宅ローン控除などの税金の特例措置やフラット35の金利優遇のメリットも受けられる。
建物は、東西に並ぶ15階建ての2棟で構成。総戸数80戸。全住戸を南西向きに配置することで冬季でも日差しを取り入れられるようにした。また、ハンズフリーで開錠できるエントランスや宅配ボックス、共有・専有部共に抗ウイルス・抗菌処理を施すなどして、安全安心を確保。2棟の最上部には、14階と15階をあわせたメゾネットタイプで2層分の高さを生かしたスキップフロア設計の住戸を設けた。同社が独自に開発した大収納空間「蔵」を取り入れた収納を設け、12〜15帖の大収納空間を実現。リビング・ダイニングの一部は、天井高約5.3〜5.5mの開放的な吹抜空間とした。14階・15階ともに⽞関を設けているため、家族が感染症に罹患した場合でも家庭内感染予防に配慮した生活が可能とする。
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