三井ホーム(東京都新宿区)は7月28日、木造SDGsプロジェクト「MOCX GREEN PROJECT(モクスグリーンプロジェクト)」を開始した。
同プロジェクトでは、木造建築に関する様々な取り組みを通じて社会に貢献していく。具体的には、木造建築による炭素固定量を可視化したり、木造技術革新により中大規模建築物の木造化を推進するといったことに取り組む。
炭素固定量の可視化については、2023年4月以降の新たな木造建築による累計炭素固定量を、出荷ベースで木材使用量に基づいたより正確な炭素固定量を算出し、特設ウェブサイトにて随時発信していく。また今後は、顧客単位(各棟)での炭素固定量を算出・提示していくことも視野に入れ、脱炭素化がより一層”自分ゴト化”されていく社会を目指したいとする。
また同日、同社がこれまで手掛けた木造建築において、2023年3月末時点で、炭素固定量が推定約383万tに達したと発表した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。