不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は7月26日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏中古マンションの6月の価格動向を発表した。
首都圏全体の1戸あたりの平均価格は3898万円で、前月比0.1%下落。東京都下を除く7エリアが上昇・横ばいとなったが、いずれも上昇率は1%未満と小幅で、全体では2カ月連続の下落となった。2023年に入ってから3カ月以上連続で上昇したエリアはなく、価格上昇の勢いは弱まっている。前年同月比は全エリアで24カ月連続前年同月超えとなった。
エリア別では、神奈川県他が前月比0.7%増の2633万円と上昇し、2017年1月以降最高額を2カ月連続更新した。東京都下は前月比0.8%減と2カ月連続の下落となった。前年同月比は全エリアで上昇が続くが、埼玉県他では9カ月連続、千葉県他では6カ月連続で上昇幅が縮小している。
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