不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は7月26日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏新築戸建ての6月の価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は4571万円で、前月比0.2%の下落。東京都下、横浜市・川崎市を除く6エリアで下落し、全体では2カ月連続の下落となった。前年同月比は8エリア全てで20カ月連続前年同月超えとなったが、上昇率はいずれも5%未満にとどまり、5エリアで5%超だった前月から上昇の勢いが弱まっている。
エリア別では、東京都下が前月比0.4%上昇し、2017年1月以降最高額を更新した。23区は2カ月連続下落したが、7000万円台以上の物件の割合が前年同月から5.5ポイント増加し、前年同月比は3.7%上昇した。このうち1億円以上の割合は0.6ポイント増となった。横浜市・川崎市は横ばい、神奈川県他は2カ月連続で下落し、前年同月比の上昇幅も8カ月連続縮小している。
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