国土交通省は7月25日、「建設労働需給調査結果」の6月分を発表した。全国の8職種の過不足率は1.7%の不足となり、5月と比べ0.7ポイントと不足幅が拡大。前年同月(0.9%不足)比では0.8ポイント不足幅が拡大した。
職種別の状況では、昨年12月調査以来、すべての職種で「不足」となった。型わく工(建築)の過不足率について対前年の増加幅が大きくなっている(1.7%→3.1%)。一方、左官の過不足率は対前年の減少幅が大きくなっている。(2.8%→1.9%)。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。
同調査は、2023年6月10日~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として、1606店・社の手持現場8571カ所、一般工1万9912人を対象に調べたもの。
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