城東テクノ(大阪市)はこのほど、大阪府枚方市内に建設を進めていた「開発試験センター」が完成したと発表した。10月1日から本格稼働する予定だという。
同センターは、構造系、災害再現系、環境系の大型試験機を設置した施設となる。最大風速60m/sの暴風雨が再現可能な送風散水試験室や、火災への耐久性を確認する小型炉を備えた耐火実験室、屋内外の環境を再現し、結露や劣化などの検証が行える住環境試験室のほか、耐力壁の試験や引張圧縮試験機、気密性などを検証する風洞試験機などを設置している。同センターの稼働により、今まで外部に出していた試験を自社で行うことが可能になるため、商品開発のスピードアップにつながるとする。
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