工務店にとって「リノベしやすい家」「リノベしづらい家」を見分けるポイントは?
新建ハウジング最新7月20日号のトップ記事は、close-up「リノベしやすい家・しづらい家 どこで見抜く?リノベしやすい家」をテーマに、中古物件の選定基準について特集する。
顧客の手に届きやすい「中古購入+リノベ」物件の人気が高まる中、工務店が物件選定に関わる機会が増えてきた。新築とリノベの両方に強いのが工務店の強みとは言え、ふたを開ければ“ハズレ物件”だった…とならないためには、解体前後の見極めが重要となる。リノベに強い工務店はどこを見ているのか。現場の声を集めた。
6面は、顧客からのクレームを「ラブコール」と捉えて再発防止に生かす。楓工務店(奈良県奈良市)の田尻忠義社長に聞く「ラブ・コールは突然に」の第2回。今回は、再発防止報告書の作成手順と仕組み化までのフローを取り上げる。一般的な反省文や始末書だけでは再発は抑えられない。個人のエラーとして片付けるのではなく、仕組み化することで会社の財産となっていく。
8面は、住宅ライター・渡辺圭彦氏による恒例のケース・スタディ「一寸先は闇!トラブル防げ」。親しい顧客との間柄だからこそ生じやすい「いつでもいいから」。その「いつ」をいつにするかで、これまでの関係性が大きく変わることも。それだけではなく目に見える異変が発生している場合、本来放置してはならない“何かが”起きている可能性もある。そうしたトラブルを未然に防ぐためのポイントを解説する。
16面では茨城県つくば市で販売を開始する、環境共生型戸建て分譲計画「クラスコ花畑」を紹介。つくばエクスプレス「つくば駅」から車で12分。花畑3丁目にある約195坪の敷地を3区画に分け、延べ床30~32坪・総2階建ての分譲住宅をつくる計画だ。自宅に居ながら窓越しに植栽の季節の移り変わりが感じられる「小さな森」。3棟一体だからこそ可能となる特徴的な植栽外構を設け、「住みたいと思える街づくり」を目指す。施工者は、茨城県下妻市の地域工務店・柴木材店(柴修一郎社長)。
ニュース面では、「新建ハウジングDIGITAL」やSNSで人気が高かった記事をピックアップ。全国建設労働組合総連合がこのほど実施した調査結果から、価格転嫁に関するデータをまとめた。他にアラームボックスによる「倒産危険度の高い上位10業種予測」、不正な住宅ローンについて報じた「オープンハウス、文春報道受け謝罪」、「こどもエコすまい事業」完了報告の受付開始―などを掲載している。
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