サンワカンパニー(大阪府大阪市)は、「札幌スマートショールーム」(北海道札幌市)を9月1日オープンする。同ショールームは、接客スタッフが常駐せずに完全無人で運営する形態で、横浜に次ぐ2店舗目。初の試みとして接客用アバターを導入する。
展示面積は横浜スマートショールームの約2倍にし、同時に複数の来場客が見学できるようにした。4枚の大きな壁を屏風のように折り曲げて配置。並行の場所はなく、広がったり狭くなったりしながら商品配置に応じて適切な広さを保ちつつ、回遊性のあるショールームを実現した。
アバターは、自由見学枠で予約した利用者を案内する。接客を行うスタッフは、現状では勤務先のオフィスからアバターに扮して遠隔接客を行うが、将来的には自宅からでも接客ができる環境を整え、同社ではリモートワークによる接客という新たな働き方の選択肢を作る考え。
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