ケイミュー(大阪市)は、未来に残していきたい外装デザインを表彰するコンテスト「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2023」を開催する。応募期間は8月31日まで。
同社は今年12月に設立20周年を迎え、30周年へのスタートを切るのを機に、新企業タグライン「未来を、いま、選ぼう」を設定。商品をつくるだけでなく、街並みをつくり、都市をつくり、この社会の未来をつくっていく企業となることを目指し、施工事例コンテストの名称も、「KMEW DESIGN AWARD」から「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD」に刷新した。業界を代表するコンテストとなれるよう、新企画としてスタートする。
対象は、2022年8月1日~2023年8月31日までに完工した、同社商品(カタログ掲載品)を使用した物件。建築デザインとしての美しさ・新しさが感じられ、景観に配慮された意欲的な作品を募集する。審査員は、国内外で活躍する建築家の藤本壮介氏、ドバイ国際博覧会日本館を手掛けた永山祐子氏、店舗・集合住宅などの設計を広く手掛ける成瀬友梨氏のトップランナー建築家3名がつとめる。
最優秀賞には50万円、優秀賞(5件)には各20万円、この他特別賞(10万円)、ケイミュー賞(5万円)などの各賞を予定している。
表彰式は、11月下旬または12月初旬に「白井屋ホテル」(群馬県前橋市) にて開催予定。江戸時代創業の白井屋旅館が前身で、藤本壮介氏ら内外のトップクリエイターによるプロジェクトでデザイナーズホテルとして再生した。同コンテストの「未来に残す」というコンセプトの一環で選定した。
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