タカミヤ(大阪市)は、建設会社自らが工事用仮設機材の購入・売却を自由にできる足場のデジタルマーケット「Iq-Bid(アイキュービッド)」を開始した。
同社が展開する全国29カ所の機材Base(供給拠点)で、足場(Iqシステム)の購入・預け入れを行う「タカミヤプラットフォーム」を利用する顧客向けサービス。匿名での利用が可能で、フリーマーケットの要領で買いと売りの指値が表示され、自らの足場に価格を付けて出品したり、出品された足場を購入することができる。
これまで足場をレンタルで利用していた顧客にとっては、変動する価値を見ながら自社のタイミングで購入して”保有資産”とし、その後も効率的な売買が可能に。
また、稼働率の低い足場をレンタルで補い、稼働率の高い足場だけを保有することで、繁閑に応じた在庫管理がしやすくなるとする。
「Iqシステム」は、階高190cmと先行手すり高101cmの採用により、一般的な成人男性が屈むことなく通行・作業ができる独自の足場システム。今回スタートしたIq-Bid上で売買できるのは、現時点ではIqシステムだけだが、将来的には対象製品数を増やす予定という。
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