国土交通省は7月6日、第1期公募(4月3~24日)を行った、2023年度の「サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」で2件、「優良木造建築物等整備推進事業」で6件を採択したと発表した。
「サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」は、構造・防火、生産システムの面で先導的な設計・施工技術を導入したプロジェクトが対象。今回は一般部門に6件、実験棟部門に1件の提案があり、一般部門から▽エア・ウォーターの森計画(エア・ウォーター北海道)、▽川崎市宮前区小台2丁目計画(伊藤忠商事)――が選ばれた。
「優良木造建築物等整備推進事業」は、普及拡大段階の木造化技術を活用したプロジェクトが対象で、10件のプロジェクトが提案された。採択されたのは、▽奥村組西川口寮(埼玉県川口市)、▽大成建設グループ次世代技術研究所建設工事研究棟(埼玉県幸手市)、▽(仮称)目黒区大岡山一丁目計画(東京都目黒区)、▽府中市若松町1丁目518計画(東京都府中市)、▽(仮称)洗足池プロジェクト(東京都大田区)、▽パッシブタウン第5期街区(富山県黒部市)――の6件。
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