大和ハウス工業(大阪市)とイシモク・コーポレーション(福岡県大川市)は、植栽ユニットを搭載した個室型ワークブース「ハコノワ」を開発し、7月14日に全国で発売した。
リラックス効果を追求した「ウェルネスタイプ」と、コストを抑えた「シンプルタイプ」を用意。
ウェルネスタイプには、リラックス効果を生む奥行30cmの植栽ユニット「バイオフィリックウィンドウ」を設置し、ワークブースの閉塞感によるストレスを軽減する。5段階の調光調色が可能なLED照明も採用した。
また、独自の換気システム(特許出願済)を搭載。大風量(250m3/h)かつ高静音なエアパス用ファンが床上給気・天井排気の換気ルートで効率よく換気する。
試作機を用いた室温に関するアンケート調査(対象21人)では、利用者の約9割が「室温がちょうどよい・快適だ」と回答。心拍測定を行ったところ、交感神経と副交感神経のバランスを表すLF/HFの低下量が増え、リラックス効果が高まる傾向を確認したとする。
ウェルネスタイプ幅1526×奥行1186×高さ2307mm、シンプルタイプ幅1186×奥行1186×高さ2307mm(いずれも消火装置含む)。
税別の本体参考価格はウェルネスタイプ110万円~、シンプルタイプ85万円~。
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