埼玉・群馬・栃木地域のFPグループ加盟工務店39社でつくるFPグループ北関東は、このほどグループの30代の若手後継者を中心メンバーで共同開発した住宅商品「COCOCALA(ここから)」を発表した。
高断熱高気密を特徴とする「FPの家」をベースに、野池政弘氏のアドバイスのもと新たに「パッシブデザイン」の考え方を導入。地域の卓越風や太陽高度を把握したうえで、夏は自然通気・温度差換気と開口部の日射遮蔽、冬は日射取得のため開口部や蓄熱体の配置について、シミュレーションソフトを使った定量的判断ができるようにした。
取り組みには主にメンバー7社が関わり、今年4月から100時間を超える議論と検討を重ね、コンセプトブックにまとめ、具体事例として1棟のモデルプランを作成した。
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