初回面談から契約までをパッケージ化した新サービス登場

小規模工務店を支援するファーストコンサル（東京都中央区）はこのほど、WEB研修付き営業支援ツール「目指せ年間10棟工務店！住宅営業ツール集」をリリースした。

同社のパートナー工務店であるイトー工務店（愛知県西尾市）代表取締役の伊藤明さんが、1人で年間10棟の受注を達成した際の、初回面談から契約までの営業の流れと、使用した住宅営業ツールをパッケージ化したもので、営業の流れに沿って営業ツール・帳票類が揃えられている。オリジナルの営業フローに作り変えることも可能。一部を除いて全てデータで提供するため、社名を入れ替えればすぐに自社の営業ツール・帳票として活用できる。WEBでの研修やサポートも用意し、工務店を全面的にバックアップする。

販売価格は一般工務店で50万円（税別）、ファーストコンサル会員は25万円（税別）から。ただし、イトー工務店の商圏である、西尾市、安城市、岡崎市、碧南市、蒲郡市、刈谷市、高浜市、幸田町の工務店は購入不可。

伊藤社長は、「受注がどん底になった際に、改めて営業の流れを見直し、その流れに沿って営業ツールや資料を繰り返し作成しながら、完成させたノウハウです。初回面談から契約までの営業フローと営業ツールを全て作り上げました。」とコメント。これにより、安定して年10棟の受注を得られるようになったという。今回、同じように営業に苦労する会員工務店にノウハウを提供し、研修や質問にも対応するとしている。

ファーストコンサルは、代表の辰田敏明さんが大手工務店支援ネットワークに在籍した経験と知識を生かし、990円／月という低価格で小規模工務店の住宅事業を支援。電話対応・HP・集客チラシのアドバイス、住宅デザイン改善・自社オリジナル商品開発・コスト診断、現場美化など、基本的なことからアドバイスを行っている。今年4月設立。現在の会員数は35社。

伊藤社長が1人で年間10棟の受注を達成した際の、初回面談から契約までの営業の流れと、使用した住宅営業ツールがすべてパッケージ化されている