リクルート住まいカンパニー(東京都千代田区)は11月20日、住宅リフォームを実施した1302人を対象にしたインターネット調査の結果を公表した。調査実施期間は2012年9月21日〜26日。
リフォームをした部分を聞くと、1位が「キッチン」62.2%、2位が「浴室」59.2%、3位が「トイレ」58.6%、「洗面室」56.8%と、水まわりが上位を占めた。リフォームのきっかけは「住宅設備が古くなった・壊れた」43.1%が最多だった。
実施したリフォームが二世帯以上のリフォームであるか聞いたところ、23.3%が「二世帯リフォーム」だと回答。子世帯の理由としては「親の老後のことを考えたから」37.7%、「家が老朽化したから」33.1%、「家族が一緒に生活した方が安心だから」27.3%がトップ3。
エコリフォーム(省エネ、自然素材)の割合は二世帯リフォームよりわずかに少ない19.7%だった。リフォームのきっかけとしては「節電、震災といった環境変化に伴い、エネルギーをまかなうこと等に意識的になっていたから」51.4%、「売電・省エネなど生活費に経済的なメリットがありそうだったから」44.3%という回答が多かった。エコリフォームへの追加費用許容金額としては、「51万円〜100万円」31.8%という答えが最多だったが、「0円」も13.9%いた。
さらに、エコリフォームで興味関心があったものを聞くと、「断熱材や二重サッシの導入など断熱性・気密性の向上」37.2%が突出していた。
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