信用調査会社・帝国データバンクの発表によると、愛媛県伊予市の橋本建工が6月28日、松山地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債額は2022年6月期末時点で約5000万円。
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1945年創業で老舗の建築工事業者として伊予市を中心に各種事業所の増改築工事などの民間元請工事を主体に展開。公共工事も手がけ、1990年6月期の売上高は約1億8000万円を計上していた。
しかし、同業他社との競合、公共工事の受注減少から業績は低迷し、2022年6月期の売上高は約2800万円にまで低下。厳しい資金繰りのなか、その後も業況改善の見通しが立たず、今回の措置となった。
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