リフォーム・リノベーションなどの発信や顧客相談のためのショールーム「LOHAS studio」を展開するOKUTA(埼玉県さいたま市)は、家具・インテリアショップを運営するリビングハウス(大阪市)と業務提携し、横浜ベイクウォーター4階にあるリビングハウスのショップに「LOHAS studio横浜店」を7月1日、オープンした。リビングハウスの店舗内に併設することで、リノベーションや新築を検討している客がインテリアも併せて検討したり、明確な新築やリフォーム・リノベーションの予定がなくても、インテリアのウインドウショッピングの延長で、気軽にリフォーム・リノベーションや家づくりに触れることができるとして、シナジーの創出を狙う。
OKUTAは、リフォーム・リノベーションや新築、物件探しから価格交渉、購入前物件の調査、売買仲介、設計、資金計画、アフターサービスまでをワンストップでフルサポートしている一級建築士事務所。リフォーム・リノベーション・新築・不動産購入を検討中の顧客の相談や打ち合わせショールームとしてLOHAS studioを首都圏に17店舗展開している。
これまでは、事務所を併設し同社のスタッフを配置していたため、ショールームには広いスペースが必要だったが、新型コロナの影響で全社員にテレワークを推奨するようになり、広さよりもアクセスの良さを重視。コンパクトなショールームをターミナル駅の近くに設けることで来店しやすい環境を整えた。
今回のLOHAS studioとリビングハウスの併設店舗は、リビングハウスが小売業のノウハウや仕組みを外部企業にサービスとして提供するサービス「RaaS(Retail as a Service)」により実現した。商品がある世界観をイメージできる生活空間型展示と、商品の体験価値を丁寧に伝えるコト売り型の販売支援が特徴で、“くらし”に関する展示商品・サービスの充実により、来店客に商品との出会いやワクワク感を提供する。外部企業は、月額固定費用(販売協力金)として10万円(税込)から利用できる。最低利用期間は6ヶ月。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。